スティーブンス・ジョンソン症候群　SJS 重症型多形滲出性紅斑

スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)　中毒性表皮壊死症（TEN）とは？医薬品による重篤な副作用です。ウィルス感染が主な原因で、病気を治すために　飲んだ薬によって　重度の薬疹が　起こることです。

ブドウ球菌性TEN（staphylococcal scalded skin syndrome：SSSS）とも　よく似た症状が　あらわれますが、ポイントは、薬の副作用という点です。TENの9割は、医薬品が原因。発熱や腋窩、外陰部、体幹等に広範囲な紅斑が全身びらん症状があらわれます。スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)は、発熱のあと　全身症状があらわれ　多形滲出性紅斑様皮疹（target lesion）を伴います。

SJS　も　TEN　も　重症化しやすく　注意が　必要です。抗生物質、解熱 消炎 鎮痛薬 抗てんかん薬や市販の医薬品など　病気を治すために　飲んだ薬で免疫アレルギーが　あらわれるもので　発生頻度は、100万人に1人〜6人（年間）で　非常に　まれな　病気ですが、注目すべきは、患者の　大半が「はしか」「水ぼうそう」「ヘルペス」などと　間違った　診断をされていることです。薬を　使い始めて　悪化した場合は、注意が必要です。

厚生労働省によると、平成17年10月１日から平成21年7月31日までの間に　SJS又はTENの副作用報告件数は2,370件に　および　大半が、回復し　軽快に向かっていますが、未回復、後遺症、死亡例もあります。

初期症状として、発熱　咽頭痛など　風邪に似た症状で紅斑、水疱、ビランが体の表面や粘膜の大部分の部位に広範囲に生じ　やけどのような水ぶくれや、38度以上の高熱が出始めます。また　全身の症状は、皮膚だけに　とどまらず　口や陰部　目　粘膜にも症状が　あらわれます。唇や陰部のただれ　排尿時の痛み　排便時の痛み　まぶたの腫れ　目の充血　目やに　目が開けづらい　といった　症状が出始めます。

Stevens-Johnson症候群は、早期発見　早期対応が、カギを握ります。治療方法は、ステロイド全身投与になります。

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アトピー性皮膚炎の子供は、医薬品を　処方されていますが　普段から　悪化と再発を　繰り返すため　薬疹か　もとからのアトピーの悪化か、分かりにくいことがあります。皮膚も健康な子よりも　過敏な状態になっているため　注意が必要です。お子様がアトピーの　お母さん方は、お薬手帳や　薬の知識が、詳しい人が　多いように　思います。

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子どもが　アトピーや　ＭＲＳＡ（耐性黄色ブドウ球菌）と診断されるまでは、皮膚科の薬も　深く気にとめたことは、無かったし、インフルエンザのとき　タミフルか　リレンザぐらいの　知識が　ありませんでした。ただ　アトピーを通じて　薬疹　スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)　のことを知り。自分の体を治すために　信じて　飲んでいる薬によって　被害を　被ることもあることを　知りました。

重症化しやすいという　スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)　。母親の目線で、毎日　子どもの様子（変化）を気にかけておくのも大切です。アトピーを通じて　食生活　体質改善　洗浄　保湿　といった　スキンケア　など　気をつけなければいけないことが　多いなと思いました。