アトピー性皮膚炎　入浴で治す 子どものアトピーを治すために 使い始めた石鹸とスポンジ

患部が　赤くはれたり　浸出液（汁）が出ているときは、アトピーの症状の中でも　一番　辛いとき・・うちの子の場合、朝晩　2回のシャワーは、徹底していました。ステロイドを　使っているときは、しっかり　ステロイドを　落とすのが、シャワーの大切な役割です。

剥がれ落ちそうな　皮膚も　綿棒や　指で　落とすようにしていました。最初は、シャワーも　皮膚のかさぶたを　落とすのも　おそるおそる　だったのですが、表面の　皮膚は、壊死しているため　はがして　新しい皮膚を再生させたほうが　よいと　医師から　いわれ　顔も体も　オーガニック系の石鹸を　使い　洗っていました。

シャワーのときは、前にぬった　ステロイドを　洗い落とすのも　大切な　役割です。前の　ステロイドが　残ったままでは、そのうえから　薬を　ぬっても　効き目も　悪くなります。早く　治したい　と思うなら　最初の急性期には、ステロイドを　うまく　活用して　慢性期になるにつれ　じょじょに　脱ステロイドに　持っていく方が　しっかり　治ります。

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保湿を目的にした　主な　医薬品では、白色ワセリンが　あります。しかし　べたべたするために　夏は、よけいに　湿疹が　ひどくなったりします。菌密性部位に使うと　菌の数が　増え　悪化することがあります。亜鉛華軟膏、親水軟膏（親水軟膏の成分の4分の1は、白色ワセリン）、尿素含有軟膏（ウレパール軟膏、ウレパールローションケラチナミン軟膏、パスタロン軟膏、）などが　あります。

乾燥肌（ドライスキン）の痒みをおさえる！

アトピーになると　乾燥肌になり　ドライスキンの状態になります。ドライスキンは、かゆみを　起こす原因で　皮膚の感染症を　起こしやすい状態になっています。アトピー性皮膚炎の際　保湿は、基本　使用感が　よいものを　選べば　よいのですが、乾燥した部分だけに　使うようにしてください。アトピーの症状の中でも　部位によっては、赤くなっていたり　丘疹になっているとき、浸出液が　出ているときは、ステロイドで　治していくのが、基本です。

アトピー性皮膚炎の　表面から　は、かなりの確率で　黄色ブドウ球菌が検出されます。ほかの感染症にも　かかりやすい状態なのです。しかしながら　ステロイドは、対処療法なので　アトピーそのものを　治すわけでは、ありません。だからといって　ステロイドは、絶対　使いたくない！と断固拒否するのも　どうかと　思います。

私自身は、　ひどい状態を　これ以上　悪化させないためにステロイドを　うまく　利用して　じょじょに　脱していくのが　正しい　脱ステロイドへの　近道だと思っています。保湿は、保湿で　乾燥した部分に　塗るように　徹底します。セラミド含有保湿剤や　ワセリンが低刺激ですが　じゅくじゅくした部分や、赤くなった部分に　塗らないようにします。

また　保湿の役割を果たすものに　ヒルロイドや　ケラチナミンが　ありますが、使用中　かゆくなったり　かぶれることが　あり　やや　刺激があります。低刺激ですが　掻いて広がる　接触皮膚炎を　起こすことも　あるので　保湿剤と皮膚の相性も　大切です。皮膚の状態をみきわめながら　使っていくといいですね。

軽い　アトピーの場合　脱ステで　治った！という話も　ききますが　症状に　応じた　ステロイド外用薬、医師の指示に従って　回数　使用量　塗布部位を　守るのは、基本です。こんなことを　書くと　ステロイド推奨派の意見のように　思えるかもしれませんが、私は、脱ステ派です。

それは、100%　最初から　使わない　という選択肢ではなく・・ひどい部位は、ある程度　現状に　戻す程度に　直すには、ステロイドを使って　1番ひどい状態を脱したほうが　いいと思うからです。ステロイド外用薬を　専門医の指導のもと　使っていると　薬の種類が、変わっていきます。極端に　ステロイドNGという考えや　恐怖心は、治療の妨げになります。アトピーの症状が軽くなり　改善していけば　弱いステロイド薬に　変わっていきますし　ステロイドを含まない　外用薬にかわっていきます。