アトピー MRSA(耐性黄色ブドウ球菌) 脱ステロイド で治した方法

アトピー性皮膚炎 合併しやすい とびひ 伝染性膿痂疹・黄色ブドウ球菌

アトピーと合併しやすいものに、とびひ (伝染性膿痂疹)や ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(SSSS症候群)があります。とびひの原因となる 黄色ブドウ球菌やレンサ球菌が 増殖したり 色ブドウ球菌が作り出す毒素が血液の中に入る ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(SSSS症候群)にかかったりします。

 

アトピー性皮膚炎で処方される外用薬 (ステロイド)

アトピーで処方される 薬は、主に ステロイドです。その中で スロトンゲスト strongest 最も強い ステロイド薬が、デルモベード(プロピオン酸クロベタゾール)ダイアコート(酢酸ジフロラゾン)です。手足の難治性湿疹などに処方されます。

 

デルモベートやダイアコートは、重い症状のとき 処方されますが ステロイドの中でも 1群(最強)の外用薬です。短期間で皮膚の炎症を おさえて 痛みやかゆみを 和らげてくれます。 しかし対処療法であって、アトピー性皮膚炎や湿疹を 根本的に治す薬では、ありません

 

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(※ダイアコート ジフロラゾン酢酸エステル)

 

ステロイドを まったく 使わなくても アトピーは、治るの?

 

アトピーや 重度の湿疹の場合、皮膚のバリや機能が低下しているため、ステロイドを まったく 使わず 痒みに 耐えても さらに 悪化するだけで 負のスパイラルに落ち込みます。

 

 

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とても強い ベリーストロング(very strong)と呼ばれるステロイド薬は、・very strongest
皮膚の慢性的な炎症、急性の湿潤性に使用。
慢性的炎症が持続すると見られるとき。フルメタ(フランカルボン酸モメタゾン)、アンテベー(酪酸プロピオン酸ベタメタゾン)トプシム・シマロン(フルオシノニド)
ジプロピオン酸ベタメタゾン(商品名:リンデロン-DP)
ジフルプレドナート(商品名:マイザー)
ブデソニド(商品名:ブデソン)
アムシノニド(商品名:ビスダーム)
吉草酸ジフルコルトリン(商品名:ネリゾナ・テクスメテン)
酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾン(商品名:パンデル)

 

 

■ストロング(strong:強い)
プロピオン酸デプロドン(商品名:エクラー)
プロピオン酸デキサメサゾン(商品名:メサデルム)
吉草酸デキサメサゾン(商品名:ボアラ・ザルックス)
ハルシノニド(商品名:アドコルチン)
吉草酸ベタメタゾン(商品名:リンデロン-V・ベトネベート)
プロピオン酸ベクロメタゾン(商品名:プロパデルム)
フルオシノロンアセトニド(商品名:フルコート・フルゾン)

 

■マイルド(mild:中等度)
吉草酸酢酸プレドニゾロン(商品名:リドメックス)
トリアムシノロンアセトニド(商品名:レダコート・ケナコルト-A)
ピバル酸フルメタゾン(商品名:ロコルテン)
プロピオン酸アルクロメタゾン(商品名:アルメタ)
酪酸クロベタゾン(商品名:キンダベート)
酪酸ヒドロコルチゾン(商品名:ロコイド)

 

■ウィーク(weak:弱い)
プレドニゾロン(商品名:プレドニゾロン)
酢酸ヒドロコルチゾン(商品名:コルテス)

 

 

一方、ステロイドには、よく心配されるような副作用もあります。
皮膚が薄くなる(皮膚萎縮)
皮膚の下の血管が大きくなり、皮膚が赤くなる(「酒(しゅ)さ」と呼びます)
うぶ毛が濃くなる(「多毛」と呼びます)
にきび、毛の周りが赤くて痛い(「毛嚢炎(もうのうえん)と呼びます」)
湿疹の部分がジクジクしたり、痛い(細菌、かびなどの皮膚の感染症の影響)
です。

 

ステロイド外用薬は体の場所によって体内への吸入される率が異なります。(Bronaugh RLらの報告 1989)

 

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合成副腎皮質ホルモン剤(副腎皮質)ステロイド ダイアコート 効果 効能 

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アトピーで処方される 薬は、主に ステロイドです。その中で スロトンゲスト strongest 最も強い ステロイド薬が、デルモベード(プロピオン酸クロベタゾール)ダイアコート(酢酸ジフロラゾン)です。手足の難治性湿疹などに処方されます。

 

デルモベートやダイアコートは、重い症状のとき 処方されますが ステロイドの中でも 1群(最強)の外用薬です。短期間で皮膚の炎症を おさえて 痛みやかゆみを 和らげてくれます。 しかし対処療法であって、アトピー性皮膚炎や湿疹を 根本的に治す薬では、ありません


 

 

合成副腎皮質ホルモン剤 リドメックスの効果 効能

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合成副腎皮質ホルモン剤 リドメックスは、ステロイドの強度の中では、3群で 強い薬です。強力レスタミンコーチゾン軟膏(なんこう)で 主成分は、プレドニゾロン吉草酸  エステル酢酸エステル。

 

副作用として かゆみ、皮疹の増悪、カンジダ症などが 報告されています。医薬品としての効果が ありますが 常習性がありリスクの高い薬です。リバウンド症状にならないために 状態が 落ちついたら 時間をかけて 脱ステロイドを 試みます。

 

ステロイドとは、どのような薬のことですか?

ステロイドは、別名 副腎皮質ホルモンといって 人の体の中 腎臓のすぐ横の 副腎から分泌されるホルモンの役割を 果たす お薬です。ステロイドは、自分の体の中から 出てくる 副腎皮質ホルモンだけでは 足りない分を 補うことで 赤み、はれ、かゆみ湿疹や炎症を 抑えることができます。ステロイドは医薬品という高い効果は見込めますが常習性がありリスクの高い薬で 薬をやめると リバウンドしたり 長期間継続せざるをえない状態に陥りやすくなります。症状が、落ち着いたら 脱ステロイドを心がけます。

 


ステロイド外用薬では効果が 強すぎませんか?

ステロイド外用薬では効果が 強すぎませんか?

ステロイド外用薬では効果が 強すぎるから あまり使わない方が 良いと聞きましたが・・ということですが ステロイド外用剤は、STRONGEST (最強)VERY STRONG (強 強) STRONG(強) MILD(中) WEAK(弱)の5段階に 分けられます。ステロイドは、急に やめると リバウンド現象を 起こします。リバウンドして アトピーが 治るわけでは、無いので じょじょに 減らすのが、1番 安全です。自己判断では、なく 病院の先生に 診てもらったうえで 塗る 塗らない(薬を弱くする)などの 判断をしてもらうと良いです。
私は、決して ステロイド を 推奨しているわけでは、ありませんが、最初は、ステロイドで 治す→ステロイドを減らす(脱ステロイド)→自然完治という方法の方が 早く治りました。アトピー性皮膚炎で 7割から 8割くらい 治ってきたら カンペキに ツルツルになるまで 薬を 塗らないようにします・・あるいは、極薄〜く 塗るなど の 対処をしていけば リバウンドもありません。保湿は、ワセリンなどを 適度に お使いください。あとは、自然治癒力に 任せていけば じゅくじゅく、かさかさの肌も つるつるの元の肌に 戻っていきます。

ステロイド外用剤以外の塗り薬は、ありますか

アトピー性皮膚炎の炎症を抑える薬には、ステロイド外用剤以外の塗り薬は、ありますか
ステロイド以外塗り薬も あります。おもに 3つの種類に分けることが出来ます。
  1. 補助的な外用薬・・アズノール軟膏や亜鉛華軟膏など
  2. 非ステロイド抗炎症外用薬・・効果が弱く 炎症を抑えられない、かぶれることがある
  3. 免疫抑制薬の外用薬・・タクロリムス外用薬(プロトピック軟膏)

ステロイドの外用薬はレベル1〜5の5段階に分けられており 顔にはレベル4以下のステロイドを 使います。

種類 強さ 薬の名前 製薬会社

1群
strongest(SG )ストロンゲスト

最も強力strongest
体に吸収されやすい成分を 使っている。子どもには処方されない。大人の場合も1週間以内。

デルモベート/日本グラクソ(もっとも強い)
ダイアコート/ファイザー(かなり強いが デルモベートより効果が劣る
ジフラール/アステラス製薬

2群
very strong(VS )ベリーストロング

かなり強力
大人の場合 体幹部、連続使用は、控える。子どもは 腕や足。

 

マイザー/田辺三菱製薬
リンデロン‐DP/塩野義製薬(日本では、良く処方されている塗り薬→とびひ 虫さされ)
ネリゾナ/バイエル薬品
テクスメテン/佐藤製薬
トプシム/田辺三菱製薬
シマロン/日医工
ビスダーム/テイコクメディックス パンデル/大正富山医薬品
フルメタ/塩野義製薬
アンテベート/鳥居薬品

3群
strong(S)ストロング

強力
大人は、全身つかえる。子どもは 顔や陰部以外の体幹部(使用は、1週間以内に)

メサデルム/大鵬薬品
ボアラ/マルホリンデロン‐V
リンデロン‐VG/塩野義製薬
ベトネベート、ベトネベートN/第一三共
プロパデルム/協和醗酵工業
リドメックス/興和フルコート
フルコートF/田辺三菱製薬

4群
medium(M )マイルド

中程度
大人 子どもは 顔を含めた全身。子どもは、1週間以内に。

アルメタ/塩野義(ききめは 弱い)
ケナログ/ブリストル・マイヤーズ
レダコート/アルフレッサファーマ
ロコイド/鳥居薬品
キンダベート/グラクソ・スミスクライン(顔に塗っても大丈夫)
グリメサゾン/第一三共(虫さされ)

5群
weak(W )ウィーク

弱い
お尻や陰部にも 使える。大人も子供も2週間以内に。

オイラックスH/ノバルティスファーマ(虫さされ)
プレドニン/塩野義製薬
テラ・コートリル/陽進堂
エキザルベ/マルホ(おむつかぶれに)

強い薬の方が 効果はありますが、使い方を間違えると 塗った場所に 副作用があらわれやすいので 医師 薬剤師の指示は、守ってください。皮膚の どの部分に 塗るかで 薬の吸収率も 変わってきます

アトピー性皮膚炎の子どもを ステロイドを 使わずに 治したい

アトピー性皮膚炎の子どもをステロイドを 使わずに 自然に治してあげたい

ステロイド外用薬は、年齢によって強いステロイド 弱いステロイドを使い分けます。症状に合わせて 塗り薬は、処方されるので、前回と 違ったお薬を処方されたら、最初にもらった方は、いったん やめて 新たに 処方された 軟膏を 使っていきます。

 

子供は、成人に比べて ステロイドを吸収しやすいといわれています。そのため 長期使用や大量の塗布で肌が ガサガサになり乾燥しやすい状態になります。医師は、ステロイドを 薄く塗るように 指導したと思います。私は、早く治って欲しくてべったり塗っていましたが。ww

 

わたし自身 ステロイドの知識が まるで 無いまま、薬剤師し 「ステロイドって怖いの??」と 聞いたところ、全身にべったり 塗るわけではないから 大丈夫と言われました。ステロイドは怖いという 情報が 一人歩きしていて まったく ステロイドを使わずに 自然治癒力で治そうとしているおかあさんも 多いようです。

 

もちろん 私も、脱ステロイド派です。子どもの アトピーを経験して 思ったことは、ある程度の状態にまで 治すには、ステロイドの力を借りながら 少しずつ ステロイドを減らしていく方が、早く治ります。アトピーは、痒いから 子どもは、体も顔も かきむしります。そのため 皮膚が炎症を起こし さらに 痒くなる 悪循環を 起こします。

 

アトピーは、薬 洗浄 保湿 が大切。最初の皮膚の状態を見て ステロイドを 使って、7〜8割 治したら、あとは、軟膏なしでも 自然治癒していきます。とにかく 最初から 脱ステロイドでは、なく 最初 使って あとは、減らすつもりで行った方が 早く治ります。お子様の 痒いを 解消してあげてくださいね。

ステロイド外用薬を 使うときの 注意点

ステロイド外用薬を 使うときの 注意点は、ありますか?
副腎皮質ホルモン(ステロイド) は、炎症を抑えるために 続けて使います。自己判断で ステロイドは、怖いと 全否定して 最初から 使わない人もいますが これでは、いつまで たっても 治りません。ただし 症状が 軽くなったら ステロイド外用薬を 減らしていくか 弱いタイプのステロイドに 変えていく方法をとるのが 正しい 脱ステロイドへの近道です。

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